山遊録1 高見山(1295m) 2/17快晴 樹氷絶景

  YMHClubの新世紀の山遊行は、高見山にした。杉谷の高見山登山口から
小峠−>大峠−>急登をへて約2Hで登頂である。登りは20Cmぐらいの積雪。
登山道は整備されており、先達の踏み固められた跡を歩くので、そんな苦労はない。
しかし、みんなアイゼンを着けていた。アイゼン着けずに登っているのは、バカな我々
ぐらいのもんである。カラフル衣装にスティックを持ち、アイゼン着けてフル装備の
おばちゃん軍団が道を遮る。こんなとこでも、おばちゃんパワーを見せつけられる。
この時期は冬山シーズンであり、どっと山に登ってくる。振り返ってみれば500人ぐらいは
登っているんじゃないだろうか?この季節の山に多い人種は、中高年おばちゃん、カメラマン
である。カメラマンは実に多い。みんな、樹氷目当てである。

登頂時、目に入ったのは、カップヌードルをすすり食う、おばちゃん2人。なんともいえない。
我々もところ狭い空間を確保し、いざ飯を。さぁ、用意してきたぜ、この頂上の絶景を
バックに暖かいコーヒーをのみ、トン汁を吸う。この至福のひとときを。これが楽しみ以外に
なにもない。

よし、コンロOK! 水OK! コーヒーOK! ミルクOK! 砂糖OK! トン汁OK! カップOK!
マッチOK! いざ、点火。 H君一言、ガス忘れた、一同!!?◆△○&%$#*?。。
隣ではおいしいラーメンの匂い、香ばしいコーヒーの香りが漂ってくる。

やっぱり山頂でのフリージングビールと飯は最高やね。

山頂から別ルートの下山。このコースの約500mがこの山の絶景の樹氷である。
いたるところ、
樹氷、樹氷、樹氷。絶景である。このためにカメラマンがくるのは納得する。
筆舌しがたい
美しさ。この感動を伝えるべく、我が愛しのOLに携帯でTELしてあげた。
山頂からでも携帯がつかえる。この山では遭難のしようがないなぁと違う感動。
彼女は最後まで登ろうか迷っていたのだが、結局は他のOL連合のスケジュールにまけて、
こたつ猫生活を当日は、おくっていたのである。そこで、TEL、
”この美しさは今日だけだよ”と。彼女はむかついていた。ハァハァハァ。

樹氷の感動を、心の奥底にしまい下山開始。途中、おばちゃん団体にでくわす。50人ぐらい
かなぁ。ツアーかなぁ。カラフルやなぁ。と思いつつ、悪魔の声は、正直に
”こんな狭いところを団体でくるんじゃねぇよ”ばかやろう!といってました。

約2Hで別の登山口(平野)に無事下山(14:30)
念の為、いつも山で立ち小便をする、C社のB君もいっしょです。もちろんしました。

【今回の教訓】
 
アイゼンはあった方がいいね。

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