ぴ〜教授の華麗な生活 タバコをくゆらしながらゆっくりと回想録  


 有名人と遭遇('03/12/7) 

東京2日目、宇宙の神秘を語る会出席のため、東京は有明のビッグサイトへ向かった。
最近は、幕張メッセよりも、東京近郊の人たちをターゲットにしたイベントは幕張メッセよりもここでよくされるようである。
地方の人間にはどちらでもいいことなんだが。
新橋から
ゆりかもめ線に乗った。例のフジテレビのあるお台場やレインボーブリッジを経由していく電車である。

おおお、この電車無人かああ!大阪のニュートラムみたいなもんやな。この電車なぜか、最短路を走るように設計されていない。
なんか、大きな建造物の前にじか付けに止まっていく、そのため目の前にあるのに、ぐる〜っと回ったりしている。
意味がやっぱ、あるんだろうね。レインボーブリッジに入る前には、加速をつけるためなのか、円を描いて突入する。
なかなかおもしろい。ここが、フジテレビ前かあ。やはり、降りる女性の容貌が違う。洗練されている。
何人か女子アナがいたんだろうなあ。』なんて思いながらから、目はうしろ姿を追っていた。

ビッグサイトに着いた。おおきなイベント会場である。
『さあ〜てと、宇宙の神秘を語る会は、どこだあ?7F最上階かあ。』よし、っと、シルバーメタリックの宇宙服に着替え
のりこんだ。みんな、宇宙服を着ている。
一人目講演者 あの宇宙飛行士 
毛利衛さん である。スーツ姿であった。割と小さい。俺たちはちょっと場違いかあ?

毛利衛さん、話のスケールが大きい。宇宙という空間を経験すると、ここまで大きく、哲学的になるものか。
『地球を形成しているものを、外からみれば、それはもう
神経細胞と同じなんですね。夜、の写真を撮ると、光の神経細胞が
見えます。光の強いところは、大きな塊になり、そこからさらに光が延びているのがわかるでしょう。これは、実は
電車の光なんですね。まさに、神経細胞でしょう。これは、オーストラリアの地形です。川や山のうねりはまさに細胞です。
これを形成しているひとつが、人間です。
人間はピクセルなんですね。そして、人間を形成している細胞をさらに、小さく
みていくとこれまた、原子、分子のピクセルに行き着くわけです。』なんていう話をされるのです。

う〜ん、哲学だなあ。地球規模の考えに立つとすべての事象が小さな些細なことに思えてしまう。
ぴ〜教授の思考は割りとこの路線に近く、共感することしきりである。講演も熱をおびてくると、やはり宇宙服は熱い。
みんな脱いでいた。

二番手、
福島敦子アナウンサーと1,9分けの頭が大きいおじさんの対談。多分、大物なんだろう。
福島さんといえば、あの宇宙人
イチローの奥さんのおねぇさんである。
う〜ん、洗練されつくしている。キャリアーウーマンそのもの。ブラウンのスーツをビシッと着こなし、ブラウンのブーツを
はいている。ぜひ、一晩ごいっしょさせていただきたいものだ。想像するだけで、いきそうだ。(
?(^_^;)\('_') オイオイ

話に淀みがない。トチラナイ。さすがである。進め方もバッチグー。チャント時間通りに終わった。
いくらでも、話は続けられるのであるが、時間がくると、『xxxxxのお話も興味深いものがありましたが、お時間も迫ってきましたので
最後に一言、○○○○について、コメントを頂きたいと思います。』で締めくくるのである。これは、テクニックなんですね。
対談の内容は、よく覚えていない。なんせ
ぴ〜教授は、最前列の真横に陣取って、福島さんを横から、全身を拝顔し、目が点になっていたのだから。

宇宙の神秘を語る会は終わった。またゆらゆらとゆりかもめ線にゆられ、帰途についた。
そして、東京の立体的なメガロポリスの都市群をみながら、これも神経、ピクセルなんだなあ。田舎のあぜ道もおんなじかあ
と思いながら、深い眠りについた。

   <=Back  =>Next   =>Top