エピソードC社シリーズ7 

"F氏との交遊録 その6"
『"ブラックな間違い電話"の巻』



"F氏"はいたずら電話を趣味としている。
留守番電話にも、こった"しかけ"をよくやっており、
私も何度かひどい目にあったおぼえがある。

あるとき、"F氏"は知人の鈴木さんに電話をかけた。
"F氏"『もしもし、鈴木さんのお宅ですか。』
"鈴木"『はい、いや、ちょっとおまち下さい。』

電話の向こうで何やらどなり声が聞こえた。
そのまま1分ほど待たされ…

"鈴木"『もしもし、お待たせいたしました。
ただいま確認しましたが、おたずねの
"鈴木"さんは、まだ焼け終わっていないようですが』
"F氏"『はっ?、焼けるって???
あなたが"鈴木"さんじゃないんですか?』
"鈴木"『えっ、こちら火葬場ですが・・・・・』


以降しばらく、"F氏"がこの"間違い電話"をネタに、
たくさんの人をひっかけたことは言うまでもない。

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