エピソード1 不思議な○○騒動

  最初の旅行、伊勢の鳥羽に泊まった。いい料理を食べ、当然次は、女性
 目当ての酒飲みだ。宿屋まで迎えに来てくれるよう手配万全。
 やがて、タクシー2台が到着。心に、期待を抱きながら、やがて近づいてくる
 未知の世界に若い20代は、弾けていた。

 着きました。外見、田舎のスナックというかなんというか、やらせバーというか、
 なんというか、”ボッタクられそう”おおこわぁ!店の名前は、【M】
 帰るに帰れずいざ中へ。
 暗い、なんという暗さか、どんな子がきてもわからん状態。
 すでに、先客のおじさんたちが盛りあがって、できあがっていた。20代のピチピチ
 GUYがくるのが余程めずらしいのか、あっという間に我々のBOXを女性らしき人たちが
 とりまいた。とりあえず、ビール。女性たちは積極的でどんどん擦り寄ってくる。
 10分経過、目が慣れてきた。おぞましや、年増のキャバクラか!!(この時代
 キャバクラと言う言葉はありませんが)

 おばちゃんたち(中には若い子もいたな)が、あられもない格好で、ぷんぷんと香気を発散、
 もうたまらん。こんな状態でも男は悲しきかな反応する。おばちゃんが股を開脚。俺たちの手を
 あそこへ誘導。「あらぁ!この子ようさわらへんで。かわいいなぁ。」
 こんな、会話が暗闇で行き交いしているなか、誰かがこっそりとつぶやいた。
 
おれのおばちゃん”○○がないぞ”
 

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