インサ

<あそびかた>(投稿東京都”せ”さん)

  ・人数:2人or4人

 ・神戸では相当ポピュラーなドッヂボール遊びだったのですが、今まで神戸市民以外にこの遊び
  を知っている人に出会ったことがありません。ルールは概ね以下の通りです。

  @シンプルな対戦ゲーム。地面に桝目を書いて相手の陣地にドッヂボールを打ち返す。
  Aワンバウンドしてから打ち返すのが基本だが、ノーバウンドでもOK。
  B打ち返す手は腰より下から出すのが原則。

  *オプション技として「早打ち」(ショートバウンドした時に打ち返す)や「かっけん」
  (ボールを両手で回し返す。卓球やテニスで言うところの変化球サーブみたいな感じ)もある。
  *横あるいは上から打ち返すのもゲーム開始前にメンバー全員の合意があれば可能。
  これを「かちこみ」と呼ぶ。グーの場合は「グーかちこみ」、パーの場合は「パーかちこみ」と言い、
  具体的にはゲーム開始前に「グーかちこみああ!」(ありは「ああ」、なしは「なあ」と言う)かどうか
  を合議制で決める。
  C二人ゲームと四人ゲームがあり、四人ゲームの場合は一位から四位までの桝が決まっていて、
  上位の人間が負けると直近の下位と入れ替わる。順番を待っている人間と入れ替わるのは常に
  四位の人間。

 このあそびは私はしたことがなく、非常に新鮮で一度してみたい衝動にかられています。

 
インサというのは、韓国語ではないかと推察します。インサとは韓国語で人事(インサ)と書き、意味は”あいさつ”です。
 日本でいう、挨拶励行のときの挨拶です。(02・5・11研究所長)

投稿 Kumiさん  2002/7/24
岐阜では インサのことを 「天下おとし」といって 一時 毎日のようにやってました
でも こちらでは 4人制のゲームだけで一位から四位までの桝は 
下から 「小 中 大 天下」と決まっていました。 ルールは ほぼ同じかな..
投稿 チョッコさん  2004/3/11
(淡路島では インサイというらしい)
私は淡路島の出身なので、神戸の遊びがうつってきていたのかしら。
ここのインサとほぼいっしょです。
ただ、うちのほうは長方形の真ん中に2本線を書いて、その2重線に
かからないようにボールを打ち込みました。
ワンバウンドが基本です。ノーバウンドでもよかったかどうかははっきりしません。
4人でもしたような記憶がありますが、地位が決まっていたというのははじめて聞きました。

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